ぺそけん

同人活動記録と日記と旅行記

この前の同人誌の後書きに書ききれなかったこと・1冊目の同人誌は大変

 これのことです。


私のジャンル1冊目の同人誌はだいたい内容がめちゃくちゃで後から読めなくなってしまうことがほとんどなんですが、なんでそんなことになるかっていうと、叫びだからなんだよな。
腰重同人女の私がわざわざ新しいジャンルで同人誌を作るとき……それは辛くてしょうがないときなのだ!!!
自分のつらさをどうにかするために書く話なんだからそりゃめちゃくちゃになるのも道理ってもんだ。(江戸っ子?)
そういえばルシサン本の1冊目も「助けてくれ~~~~~!!!!!」という気持ちで書いたものだった。そして今回も「助けてくれ~~~~~~~~~!!!!!!!!」と思いながら完成させた。お友達のみなさまには1ヶ月半近く汚いオタクの呻き声を聞かせてしまい、本当に申し訳なく思っている。

 

呪術、最初に原作を一通り読んだときは「なるほどね」で終わったのになぜ2周目でこんなに狂ってしまったのか。
それは五条悟と夏油傑に"気づいて"しまったからです。(エスティニアン殿にとってのアイメリク卿、ルシフェル様にとってのベリアルくんの系譜!!!)
二人の友情…友情というには粘度が高すぎる…なんだろう…宿命?宿命にすっかり当てられた私はそれでも宗教上の理由で大人×子供しか好きになれないがために、「悟の運命の人は傑なんだけどそれはそれとして恵を抱いてほしい」というコンフリクトですっかり頭がおかしくなってしまったのだ。
(近年の私は強くて美しくて生物として優れているけど実は情緒がちょっと欠落している大人の男が自分が手塩にかけて育てた男の子供を好きになるカップリングが好きなので、もうこうなることは既定路線だった)

(もちろん頭がおかしくなったのはそれだけが理由じゃないです。傑があんなことになってもやけっぱちにならず、むしろ向いてもいないのに教師になって「一人は寂しいよ」とか諭しちゃうあの…あの男のキャラクター性に…もう私は…オタク早口になってしまう)

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これは原稿につかれて遊びにいったとき街で遭遇した五条悟(本当に何?

 

今回の同人誌の内容はひらたくいうと「大人と子供でして何が悪い」という感じなんですが、書いてる最中もずっと悩んでたし、途中で日和りそうになって何度も書き直したし、無事本が出た今でも「読んだ人はどう思っているんだろう…」と気が気じゃないという状態です。
今までファンタジー系ジャンルだったからうやむやにできていた年の差カップルの倫理的な問題と直面せざるをえなくなったのが本当につらかった。
途中「マイリトルゴート」を観たときはいよいよ手が止まるかと思ったけれど、最終的に「どうしても大人と子供をくっつけたいという感情と倫理的にそれはダメだという感情が同居している私という人間が書く話って…面白いんじゃないのォ!?」というスーパーポジティブで乗り切った。

 

あと今回の本はこの曲の影響を受けまくっています。プロットやってるときからずっと頭の中でぐるぐる流れてた。
内容も最初はかなりこの歌詞に寄ってだけど、暗くなりすぎたのであっちこっちカットした。カットした部分は4月に出す同人誌にリサイクルします。
ひとまず最初の一冊目で自分の中の課題は済ませた気分になっているので二冊目からは本当に好きなように書きますが、なんか今回は色々ごちゃまぜな上暗い話になってしまってすみません…。

 

次からは受の尻から愛液出すぞ~!!!